ルフィとサンジ
彼等が対照的に描かれているのは有名な話ですよね。
例を挙げますと
夢
ONE piece⇄ALL blue
恩人
赤髪のシャンクスの左腕⇄赫足のゼフの右足
飛ばされた島
女だらけの島⇄オカマだらけの島
みたいに対称的に描かれているのが印象的です。
では、何故彼等が対照である必要があるのかを考えていきたいと思います。
伏線の為
ルフィって意外と分かってない事多いんです。
例えば母親や、フーシャ村にいた理由等。出生に関する情報が0に近いです。
96巻も続いていて主人公の出生がほぼ謎ってヤバい漫画ですよね。
そのルフィの出生に関する伏線も何もないのって不自然じゃないですか?
というのも、ONEPIECEって伏線漫画として世界一有名な漫画なのにどうして主人公に関する伏線がないんだろうって思うんです。
だから、作中でサンジの出生を描く事でもともと対照的に描かれているルフィの出生に関する伏線を貼ったんじゃないのかなとか思っちゃうんです。
つまり、ルフィとサンジを対照的に描いているのは伏線の為じゃないかなって思うんです。
この考察の目的はここで終了しちゃったんですけど、まあ短く終わるのも気が引けるんで
今説明した対照論で、ルフィ出生についてちょっと考察しちゃおうかなって、思います。
出生
80巻くらいで急に判明しましたけどサンジの出生は王族でした。
度々出てきていた王子(プリンス)という言葉を伏線と呼ぶには何だか浅いと思いますが、王子だという伏線は50巻に出ています。
“前半の海”スリラーバーク編でのバーソロミュー・くまとの決闘の最中サンジが身代わりになろうとするシーンでこんな発言をしています。
こんなマリモ剣士より俺の命とっとけ…‼︎!
今はまだ海軍はおれを軽くみてるが後々この一味で最も厄介な存在になるのは…この”黒足のサンジ”だ
ヴィンスモーク・サンジ ONEPIECE 50巻より
この言葉が最大の伏線だったのかなとも考えられます。
とりあえずサンジの出生は王族。
対してルフィの出生は不明。父親は革命軍のトップとして知られているドラゴン。祖父は海軍の英雄ガープ。
どうしてドラゴンはルフィを育てなかったのかも、ルフィの母親はどうなのかもわかっていませんが、
サンジと出生まで対照的だと考えるなら、ルフィの母親は天竜人の奴隷だと考えるのが妥当だと思います。
もしかするとドラゴンも奴隷だったのかもしれません。だから革命軍を立ち上げたのかも。
革命軍が”空白の100年”を辿る考古学者を重宝するようにルフィの母は聖地マリージョアを抜け出した後、考古学者だったのかもしれません。
サンジと対比するとここまでわかるんですね。すごい。
まとめ
ルフィとサンジが対照的に描かれている理由は伏線の為だと考えるのが妥当な感じがします。
因みにルフィの出生についての伏線となるものは定かではないんですが96巻で描かれていた気もします。
海王類たちの「遠い海でも生まれるよ」が意味深でしたからね。
詳しくは96巻考察を覗いてみてください。
それではまた明日ブログで会いましょう!バイバイ!
written by Bro.
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