第986話”拙者の名前”
扉絵切ない、、、バッドエンドなのかよ、、、
赤鞘集結
錦えもんと傳ジローがついに合流。彼等が進んだ先には血を垂らし地面に転がるカン十郎。多分殺してはない。また、仲間になってくれれば良いけどな。。
家族のように毎日を共にしたが故に、悲しみを抑えきれぬ菊之丞と雷ぞう。
錦えもんが「辛かったな。お前達。」と悲しみや涙を抑えて、リーダーとしての面構えを保った。
錦えもんと傳ジローはイゾウの存在に気が付き、カン十郎については不服であるが九人となった。
刀を握りしめ、彼等は遂に出陣する。
カイドウ
見廻組であったホテイやお庭番衆の福ロクジュを筆頭としたオロチの部下がコロっと寝返り、カイドウの部下に次々となっていく。
内輪揉めを恐れ、周りもカイドウに付いて行く事を覚悟する。
侍達の忠義の厚さを理解した上でワノ国を乗っ取ろうとしてるんだから怖い。ほんまに怖い。
一方でビッグマムの能力で捕らえられてしまったナミ。そこから抜け出す事に成功したしのぶ。しのぶは一体どこへ向かったのか?
全てはカイドウの計画通りであった。
拙者の名は
光月おでんの息子とは想像もできないくらい臆病で泣き虫なモモの助であるが、彼は震えながらも黙っている。
モモの助に問いても返答を聞く事ができなかった話をカイドウが始める。
カイドウは息子で無ければ解放するという条件をつけてあの時と同じ言葉を言い放つ。
「お前の名は?」
一方でルフィはおでんの家臣達が鬼ヶ島に来てる事を説明し、ヤマトの手錠を外す。
ルフィの修行の成果がサラッと描かれた。
鬼ヶ島にいる面々が描かれる中でモモの助は決意を固める。
母であるトキ、夢を宣言し続けるルフィ、そして父おでんの言葉を思い出す。
モモの助は遂に口を開く。
「拙者の名は!!!光月モモの助!!!ワノ国の”将軍”になる男でござる!!!」
この言葉を周りは嘲笑したが、一方でカイドウは予想外の答えに驚くカイドウ。
モモの助は泣きじゃくった。
スナ~~~~ッチ!!!!
フロアで爆発が起こり建物の一部が倒壊する。そこから出てきたのはヤマトとルフィ。
攻撃を繰り出そうとするヤマトにルフィは
「この決戦を始めるのは!!おれ達じゃねェ!!!」
2年前のルフィは多分この言葉を言えなかった。成長した今だからこそ義理と道理を通すルフィに心打たれる。
そして
遂に赤鞘がカイドウの元へ到達。一斉に九人で斬りかかる。
彼等の勢いと眼差しからカイドウはおでんがいるような幻覚を見てしまう。
。
名を捨てろ。
知を捨てろ。
この一撃に命を乗せろ!!
スナ~~~~ッチ!!!!
果たせ宿願。討ち入り開始。
written by Bro.
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